ネオメテオストレート講習会
今回はお友達が縮毛矯正して欲しいと依頼されたのでお店で普通にやろうと思っておりましたが、何人かにお声かけると数珠つなぎであれよあれよと10人ほど見せて欲しいとのことで、講習会の形式を取り家人にも手伝ってもらうことで開催することにしました。
モデルを務めるお友達は1か月半前に会った時には矯正可能だと状態は見ておりました。
なんとか矯正出来るなと思った次第でありましたが、当日髪を見るとダメージ進んでおり毛先2ヶ所が触れたらビビるところまで来ておりました。
なのでパターン2への技法の変更させていただきました。
ブリーチ部は5回重ね塗り、リタッチではありません。
その上からカラー数回。
2か月前にリタッチカラー(笑)
壮絶履歴。
講習会のモデルさんとしては超絶ハードな髪質。
左フロント耳前と右サイドバックが切れ毛を起こしていて水に濡らすと「ネチャ」とした感触。
ダメ元で疑似キューティクル作りましたがダメでした。
美容師さん髪をいじめないでね
還元出来ない毛先を見せています。
ダメなとこはカットして終わろうと思いましたが、そういった講習会見てきましたので敢えてカットせずに見て学んでもらおうと思いカットしませんでした。
それでもダメージヶ所に応じて薬剤をドロップします。毛先は還元剤が付いてはいけないところがあるのでペーパー塗布に変更。
美容師さんたち熱心に見に来られます。
1剤放置時間を使って縮毛矯正に当たっての知識と考察等々色々なお話をさせていただきました。
白版を使って簡潔なケミカル話と酸性、アルカリ性の考え方の説明。
皆さん真剣に聞いておられご質問をたくさんいただきました。
過去に私の講習会を受講された方たちに「質問しやすい」「聞きやすい」とおっしゃっていただきました。
私も矯正を学び始めた頃、講師の先生たちが話してることの半分くらいは何を言ってるかわからなかったので、出来るだけ考えを同じ位置まで降りて専門用語ではなく、嚙み砕いてお伝えすることをこころがけています。
アイロンワークは見てもらえるようにいつもよりゆっくりしたつもりですが、見にくかったかもしれませんm(__)m
矯正は薬剤選定も重要ですが、アイロンワークも同じくらい重要です。
根本から中間まではネオメテオストレートの良さを感じられるくらいの質感で伸ばせましたし全体のフォルムは小さくなり収まったと思います。
右サイドは還元出来ないので収まりが悪いです。
元のダメージより進まないように処置しました。
ダメージ部をカットするなると8センチほどカットすれば良いと思います。
前髪は元よりダメージが少ないのでしっとりした質感で矯正することが出来ました。
もう少し出来たかと思いますが、80点を狙うようにしました。
お休みの日にお集まりいただきありがとうございました。
アウトプット出来ることで自分自身もまた見直す機会を与えられとてもいい経験をさせていただいております。
またお声かけさせていただきたいと思います^^