SOS!!ビビり毛のお直し
いつも通ってくれている常連サマ。
2回連続でご予約が取れなくて、お近くの他店に行かれてたいへんなことになってのSOSです。
ネープ
もみあげ
イヤな感じの癖の残り方です。
毛先のビビりと表面のダメージも気になります。
両もみあげとネープがくちゃくちゃになってます。
・根本の伸びた分のくせを伸ばす。
・ビビり毛を治す。
この作業を同時にすることはホントに難しいのです。
基本はどちらかを行うのですが、Robehairでは同時に出来ると判断した場合は同日に行います。
昨今、酸性矯正は傷まないという触れ込みやyoutube等の動画で紹介されて簡単に出来るように見えますが、傷みますしとても難しい技術です。
実際に酸性矯正や酸熱トリートメントでのビビり毛やダメージを受けた方からの問い合わせが多いです。
なぜ「ビビリ毛」になったか?
これを読み解くには何が必要か?
圧倒的経験値。
そして治していく工程を選ぶには何が必要か?
これも圧倒的経験値。
直すことが可能なのは然るべく知識があって経験値が高い人。
これに限ります。
ビビり直し
①前処理
・髪が還元に耐えうる状態に戻してあげる。
・足らないものを補充してあげる。
②還元
・適切な還元剤をphと濃度に注意して作成。
・変化に対応
③中間処理
・必要なものを補充
④アイロン工程
・適切なアイロン工程
⑤後処理
・適切な酸化
・必要であればシステムトリートメント
⑥ドライヤー仕上げ。
今回のゲストさま優先順位は
①もみあげとネープを元に戻してほしい。
②根本の癖を取ってほしい。
③表面のざらつきを治してほしい。
④頭を小さくしてほしい。
全部治してほしいってことですね(笑)
出来ることを考察、治していく過程をご説明して始めます。
ドライヤーで乾かしたのみでアイロンや櫛で操作はしてません。
両もみあげにみつえり、ネープもきれいに出来たと思います。
ここは特に弱い場所なので変化する様子を慎重に見守りながらの施術です。
随分良くなったと思います!!
ゲストさま髪を触られて何度も確認。
とてもとても感動して涙ぐんでおられました。
カットする予定でしたが、キレイになったので切らないと(笑)
とっても重要なのがホームケア
サロンで行うことを家で同じことを行いましょう。
そうすることでキレイな髪を維持することが出来ます。
美容師さんもキレイにしてあげたいと思って施術します。
でもスキルがない、知識がない、学んでいない、お客さんで試してみる。
そんなことで被害者が出ます。
この縮毛矯正(ビビり直し)は技術者によって差が出ます。
縮毛矯正は付け焼刃で出来るほど簡単な技術ではなく、
スキルと経験値がとっても重要です。
ビビってしまった毛を元に戻すことは出来ませんが、出来るだけ元の状態に近いところまでは戻してあげたいです。
それでも少し良くなった、あまり変わらないゲストさまもいらっしゃいます。
でも、
ごまかしは一切しません。
家に帰ってからも同じ状態を再現します。
伸びなかったら伸びなかったことをお伝えして、これから最善な方法を選択、治していく過程をご説明します。
縮毛矯正でビビってしまった、傷みが目立つ、毛羽立つ等々あきらめないでお問い合わせ下さい。